ESP-WROOM-32開発ボードに火を入れる

2017/12/1記す
最近このページへのアクセスが多いのですが、開発・更新が滞っております。またアップデート情報ありましたら追記しますので今しばらくお待ちいただければと。せっかくお越しになったのでRaspberry Piでゲートウェイを作る方法なども見ていただければと。よろしくお願いします。
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Arduino IDEで開発できる、Wi-Fi, BLEが内蔵されたマイコンESP-WROOM-32の開発ボード、ESP32-DevKitCが手に入ったので、早速火を入れてみました。

ここではWindows10で開発しますが、まずArduino IDE1.8.1がインストールされているものとします。

1. https://github.com/espressif/arduino-esp32

の緑の”Clone or download”ボタンを押下してDownload ZIPからファイル一式を適当なフォルダに持ってきて、自分のArduino関連のフォルダに展開します。

../Arduino/hardware/espressif/esp32/cores,doc,libraries,,,

2. ../esp32/toolsの中のget.exeをダブルクリックして終わるまで待ちます。

3. Arduino IDEのメニューで、ツール>ボード>ESP32 Dev Moduleを選択します。

ハードが正しく動くか試したいのですが、この基板には電源LEDしかなく、俗に言うLチカが基板単体ではできません。ブレッドボードに載せてLEDを外付けすればいいのですが、動かなかったときあれやこれや気を回さないといけなくなるので、最初は何も繋がずテストできるのがベターです。そこでスケッチ例の中からASCIITableと言う、文字列をただコンソールに出力するだけのスケッチを動かしてみます。

結果がこちら

今後はこの基板・CPUをベースに開発を進めてみたいと思います。

ここまで

 

 

LoRaモジュールを動かす

LoRaモジュールを単独で(メーカから提供される評価ボードを使わずに)動かしてみます。

ブレッドボードで、PC->(USBシリアル変換)->LoRaモジュール、の回路を組んでみます。

これでPCからTeratermで操作できるようになりました。

次はArduinoなどマイコンボードから制御することを試みます。

ここまで

Wi-Fi, Bluetooth Low Energy(BLE)

昨日東京出張の折り、久々に秋葉原に寄ってみたらESP-WROOM-32の評価・開発ボードが発売されていたので即買いしました。

Raspberry Piシリーズでは既に”3″にてWi-FiとBLEが最初から内蔵されるようになりましたが、ArduinoシリーズではESP-WROOM-32で内蔵され、それが今回開発しやすくなったと言うことです。

IoTはいよいよWi-FiとBLEが標準、と言う流れが加速します。

ここまで

無線モジュールは扱いにくい

LoRa対応の無線モジュールが手に入ったので、添付されていた評価ボードを使わずにどんな評価ができるか試そうとしています。

前準備として、このモジュールは1.27mmピッチでブレッドボードに直接刺さらないので、写真のような基板を手作りしてみました。

今日はここまで。

The Things Network

LoRaWANは規格がオープンで、特に団体に加盟しなくても試すことができるのが魅力である。と言うわけで、欧州を中心にエリアを増やしている草の根LoRaWANのTheThingsNetworkにアカウントを作ってみた。

日本でこのまま普及するとは思わないが、知っておく必要がある。

今日はここまで。

LoRa開通!

LoRa通信モジュール2個の間で通信できるようになったので、順を追って説明します。

1)基本は「特定小電力無線モジュール ES920 ソフトウェア開発環境説明書 Version 1.00」に従って進めます。

一点注意が必要なのが、P.10の「NXPサイトにてan2295sw.zipファイルを探す」と言う趣旨の記述ですが、2017.3.9現在、見つかりませんでした。問合せたところ、CD-ROMの04.ソースコード>01.BootLoaderが同じものとのことでしたのでこれを使います。

2)基板は何も触らなくて可。アンテナを繋いでPCにUSBで接続し、1)で解凍したFlash Rom書込みツールで05.実行ファイル>02.Applicationの**.srecファイルを2個のモジュールに書き込めば準備は終了です。

3)Tera-termなどで親機・子機を動かします。

ボーレートは115200にします。

送信の改行コードをCR+LFにします。

基板のRESETスイッチを押すと下記が現れます。

親機にする方はnode=Coordinator、ownid=0000にします。子機にする方はデフォルトのままでとりあえずOK

子機から”gggg”とタイプしたら、親機のコンソールに打った文字が現れました(Received Data(gggg)」

今日はここまで。

 

LoRaに着手します

「さくらIoT Platformβ」についてはmyThings連携の連絡待ちになっています。

それはそれとして、最近長距離通信、所謂LPWA(Low Power Wide Area)がホットな話題になってきており、また弊社にもお問合せを頂くようになりました。EnOceanの取り組みは追々紹介するとして、注目を集めているLPWAの1つである”LoRa”の評価を始めることにしました。

まず入手した開発・評価キット。

内容物はこちら。

まずは説明書に従って動くところまで進めます。

 

「さくらIoT Platformβ」を使ってみる(その8)

今回は、Arduino→携帯網→webまで、貫通したのでその報告です。

1)コントロールパネルでWebSocketサービスを立ち上げる
前回までの説明でお分かりいただけると思います。
https://iot.sakura.ad.jp/developer/

2)Arduinoにライブラリをインストールする

さくらの通信モジュール(β版)利用マニュアル iot_platform_manual_beta.pdf P.17に記載のある、https://github.com/sakura-internet/SakuraIOArduino からライブラリを持ってきてArduino IDEにインストールします。詳細はArduinoの(関連)サイトを参照して頂くとして割愛します。

3)Arduinoのテスト用プログラムを動かす

上記githubのページに記載のあるExampleをコンパイル&ゴーさせると、コントロールパネル上に通信結果が現れます。

 

今回は動くところまで一気に進めたので説明が簡単になりましたが、いずれstep by stepで詳細な解説書を作ろうかと考えています。

2017.2.9