STM429Jにソーラーセルを外付けする(1)

2018.4.30

実験・評価の狙い

STM429Jのdata sheetによれば
・内蔵キャパシタが空の状態から400 luxで2.5min以内に発信を始める
・内蔵キャパシタが満充電だと6日は動作し続ける
とあるが、①一般的にトイレの明るさは200 luxくらいしかない、②一般家庭はともかくオフィスや公衆トイレだとドア開閉の頻度が高い、③ドアセンサー(リードスイッチ)以外に外付けのスイッチやセンサー(例えば人感センサー)を繋ぎたい、等々の要望を聞くことが増えてきました。大容量の電池を内蔵すれば解決するケースもあるのでしょうが、大量に導入する場合は電池交換の手間も問題になって来ます。そこで、大面積のソーラーセルを外付けしたら仕様がどのように変わるかを把握することにしました。

上のグラフは、外付けソーラーセルの電圧(=VCHAR、青)、ソーラーセルから流れ込む電流(橙)、スーパーキャパシタ両端の電圧(黄)、タンタルコンデンサ両端の電圧(=Vdd、灰)の4つを2日間プロットしたものです。

今後これらの振る舞いを解析していこうと思っています。