混沌・・・

今年の1月にこんなブログを書いていました。

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昨日は東京出張。いろんな話ができて楽しかった。

C#, C++, VB, JAVA, HTML5, AJAX, PHP, Perl…分かる人には分かるがそうでない人にはなんじゃこれ? CPLD, Verilog, VHDLの話も出た。

次の会社では、DALI, フル2線、BACnet, Bnet, LONworks, CCLink…ジャンルは違えど似たような…

ところが今日は一転気分が悪い。なぜなら楽〇銀行が「使えない」からだ。

今日は楽〇銀行のおねーちゃんに文句を言った。今までの経過をくどくど説明してやった。

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先々月、RPGのようなすったもんだのあげく、ネットで海外送金がやっとできるようになった。

先月、同じように海外送金しようとしたら動かなかったので問い合わせたら、使っているブラウザがよくないとのこと。仕方ないので言われるがままCHROMEをInternet Explorerにしてその場は収まった。

ところが今月、また動かない。仕方ないのでまた問い合わせたら、今度はInternet Explorer11がよくないので6か7もしくはFirefox26にしろ、とのこと。
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私は毎月君たちと遊んでいる暇ないのだ。海外送金ができればいいだけなのだ。

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ここからが10月31日。最近、楽〇銀行は送金された外貨を直接外貨預金口座に入金できるようになりました。ところがこれを海外送金しようとすると、一旦円にしないといけないらしい。せっかく外貨で受けられるのに、外貨>円>外貨、で2度為替手数料取られるわけよ。三〇谷さん。なんとかしてくれ。

働く場所・働き方・・・

労働者派遣法が改正されようとしています。

以前、多くの派遣労働者、契約社員と関わってきたので、こういうニュースには関心があります。採用する側だから、というよりは、これから仕事を始めようとしている人たちはどうやって仕事の場を見つけて定着して、老後までの生活設計をしていくのだろうか、という素朴な疑問があるからです。

私から上の世代は、新卒で会社に就職し定年まで勤め上げて退職金をもらって会社を辞め、その後は年金をもらいながら寿命を全うするのが理想とされ、多くの人はそうして来たと思います(私は早くからドロップアウトしましたが)。

今や会社は、能力がない、あるかどうかわからない新卒を、定年までしがみつかれるかもしれないので採用するのを控えている、というのが現状でしょう。できるだけ流動性の高い非正規雇用にしたいのが本音です。ここに強い規制をかけたからと言って正規雇用が増えるとは思えないです。

会社がプロフェッショナルしか正規で雇わないとしたら、仕事の経験のない人ってどうやって経験を得るのでしょう?二極分化はある程度はやむを得ないとしても、働く前から若者のやる気を削ぐような社会のシステムでは社会全体としてもマイナスでしょう。

企業に勤めなくても仕事が始められ、その道のプロになれる、生涯の仕事としていける、そんな道筋をつけられないだろうかとぼんやり考えます。そんな大それたことできなくても、自分だけならうまくやれるだろうし、うまくいったことを後世に見せるだけでも意味のある人生だったと言えるのではないか?とも思うのです。

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展示会が終わった

昨日10/28、立川のパレスホテル立川で、東京都中小企業振興公社主催の展示会がありました。弊社ブースにお立ち寄りの皆様誠にありがとうございます。

さて、その展示会の最中に興味深いやり取りがありましたのでご紹介しておきます(当事者の方、気分悪くされたらごめんなさい)。

ご来場者の方「電池不要の無線って欧米で普及しているらしいが、日本で普及しないのはなぜ?」

いろいろ原因を挙げることはたやすいですが、私は評論家ではないのです。このような質問をされると、いつもこんなジョークを思い出します。

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ある靴メーカーのマーケティング担当2名が、とある国にビジネスチャンスがあるか調査に派遣されて帰国した。そのうちのひとりの報告は

「チャンスは皆無です。誰も靴を履いていませんでした」

もう一人はこう答えました。

「チャンスは絶大です。誰も靴を履いてないんですから!」

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おわかりのように私の発想は後者です。

 

 

 

何がしたいのか

今年の1月にこんなことを書いていました。

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会社を経営していると、いろんな人と関わります。

今は、相手が何に興味があるのか、何を目指しているのか、を知るのを最優先に考えて話をするようにしています。

これまで関わってきた人を大きく二つに分けると、(1)お金が稼げるのであれば何をやるかは二の次の人と、(2)自分のやりたいことはお金に苦労してでもやりたいと思う人、の違いがあるようです。

会社のトップの意見が二つに分かれると大変です。

片や、会社を存続させるためには業態を変えてでも生き延びようとする。メーカから販売会社もしくはその逆とか。

片や、会社が目指してきたものもしくは自分のやりたいことを最優先に考えて財務をそのための道具と考える。

これらふたつは打つ手が全く違いますから。

今のところは一人二役なので自問自答です。

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ここから10月。仕事柄初対面の人と多く接しますが、話し始めて30分もしないうちに、この人は何がしたいのかがわかります。お金儲けがしたいのか、モノが作りたいのか、何でもいいから人のためになること・意味のあることがしたいのか。しかしそのどれでもないと戸惑います。特にやりたいことがきちんと言えない人。ぺーぺーのサラリーマンにたまーにいますね。

やりたいことをきちんと言ってくれる人にはできるだけ希望に沿うようにしています。だってその人がやりたいんだからそれを後押ししてあげれば成功する確率は高いわけでしょ。

当社の商品一覧(の一部)

ハブ hub

1月25日にこんなこと書いていました。

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今日は息子の誕生日。30日は家内の誕生日です。というわけで上の二人の娘らも帰省してきて今夜は誕生会です。私の自宅がハブになっているわけです。

空路で言えば、大型機が離発着するのがハブ空港で、そこから小型機に乗り換えて目的地に行くわけですね。地方都市を直接結ぶより効率がいい。

ハブの生命線はどこからでもアクセスがいいことと、それだけのキャパシティがあることだと思いますが、今やっている仕事もそのハブを押さえようと必死です。私の仕事上のハブは調達チャネルやネットワーク機器そのものを指します。そこからはずれて基幹のハブを押さえられたら自分の生命線を握られるようなもんですから。

長野は日本の真ん中辺にあるし、困った人が日本全国から訪ねてくるようなハブになれないかな~などと夢想しています。

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ここから10月。昨日から今日にかけて次女が帰省してきました。今回は本人のみ。ハブの機能は果たせませんでした。EnOcean GmbH社、およびアイテック社の正規代理店という”ハブ”の立場と、センサーとクラウドやスマホとをつなぐゲートウェイ機器(つまり”ハブ”)の開発、でもっと環境発電を広めたいと思っています。

アーミン株式会社の商品一覧

 

環境発電普及へのシナリオ

今年の1月、以下のようなことを書いていました。

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DIY=Do It Yourselfですが、主に「日曜大工」を指すようですね。

アメリカではDIYの文化が根付いているらしく、お父さんが休みになるとホームセンターでペンキや釘を買って家の補修に勤しむ、というのが一般的のようです。

私の父は大工道具を持っており、廃材で棚を作ったりしていたのを思い出します。男の子としては大きくなったら僕も大工道具が欲しいな~と思ったもんです。

実際はと言うと自宅の補修には全く興味がなくて、たまーに扉が緩んだのをドライバーで直したり白熱球が切れたのを交換するくらい。情けない主です。

代わりにやっているのが電子回路をいじくりまわすこと。このあいだはディジタルオシロを買って天にも昇るくらい嬉しかった。その昔は100万近くしたと思うが今や中国製で4万もしないんですよね。子供の頃、アナログのオシロを専門誌の譲りますコーナーで見つけてチッキ(って死語ですね。今で言う宅配)で取り寄せたりしてたのを思い出します。

電子部品って何万種類あるのかわかりませんが、この組み合わせは膨大で、ここに可能性を感じて電子回路の世界に足を踏み入れました。でも普通の人には敷居が高い。

私はもうちょっと上のレベル、レゴみたく、センサーとか電気器具とか買って組み合わせて使う文化がもうすぐそこに来ているのではないかと感じています。

ホームセンターでセンサーとかスイッチとか照明・チャイム・ネットワーク機器を買ってきて組み合わせて自宅をインテリジェントにする。これが少年の頃から夢見ていたビジョンです。

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ここからが10月。「メイカーズ」という動きが最近活発です。3Dプリンタが一般的になったり、スマホの普及で高性能な部品が安く手に入るようになってArduino/RaspberryPiなんて基板が流行ったり、諸々の条件が整ってひとりないし数名で自分の欲しい機能を持った製品を手軽に作れるようになりました。IoTというキーワードもあって、個々の製品がネットに繋がるようにもなってきています。

環境発電無線というジャンルはここにハマると思っています。もうそろそろブレイクしていい時期だと思います。

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大きいことはいいことか?

その昔、「大きいことはいいことだ」というCMがありました。知っている人は私と同年代以上でしょう。今年初めのブログにこんなこと書いていました。

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社長業が長くなってくると、何を目指して仕事をしているのか、自問自答することが増えます。

お客さんからの質問で多いのは

①従業員は何人ですか?
②資本金は?
③売上は?
④主力製品は何ですか?

そしてやっとその次に
⑤知的財産はどんなものをどれだけ持ってますか?
⑥開発実績は?

みたいな順番で聞かれます。私は別に規模を追求したくて会社経営しているわけじゃないんですが。

今まで世の中になかったものをいち早く製品化して世に問う。そしてお客さんの喜ぶ顔を見る。これに勝る喜びはありません。

サイズの大きい会社って今どんな状況にありますかね?

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大企業を2つ、中小企業を1つ経験して、早々に見切りをつけたドロップアウトな書き方です。大企業に勤務したいかベンチャーを起業したいかは、つまるところ何がやりたいかで違います。

最初から大きなリソースを動かせる特権を使って大きな仕事をしたいなら大企業で挑戦すればいい。もしくは優秀な人を見つけていつまでも金魚のフンに徹するか。今や安定は幻想と思うが。

でもゼロから1を生み出すような仕事をしたいなら大企業はしがらみが多すぎる。青色LEDは大企業や東大からは生まれなかったことを見れば想像できますね。

ベンチャーとていつかは方向付けしないといけない時期が来ます。規模を追求するのか、規模に関係なく新しいものを生み続ける覚悟をするか。

私の場合、今の時点で言えるのは早く会社を安定させろってことでしょうけどね。

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お金は使うためにある

今年の1月にこんなこと書いてました。

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また堅い話題ですが。

そろそろ社長業を始めて5年が経とうとしています。(2014.10.23現在5年と9ヶ月です)

いろいろ勉強になりますね。そりゃそうでしょう。社長になる人ってそんなに多くないですから。

この5年、いろいろ考え、悩みました。未だに回答が出せていないのが、何のために仕事をしているのか?

お金を稼ぐだけ、生活するためだけ、だったらバイトでもいいし、博打でも投資でも(極端に言えばもらっても)いいわけで。

じゃあやりたいことやればいいのか、というとそんなこと許してくれるほど社会は甘くないし、生活もしないといけない。

では社会貢献なのか、と言ってもそれは嘘くさい。考えれば考えるほどよくわからなくなってくる。

ひとつ回答に近づいているな、と思うのが、お金をたくさん持つことには意味はない、ということ。毎年資産のランキングとか出るけど、そこには意味を感じない。たくさん持ってたらなんなの?

お金は使うことに意味がある。どこに使うかに頭を使うべきだし、そこに人格や生き方が問われる、というのが当面の結論。

お金を意味ある使いかたをした結果が資産に現れる、と思えば、資産のランキングにも意味が出てくる。と思う。

=====以下、本日記載。

前の会社のことを毎日のように思い出します。

「成長のための資金調達が許されず、資産を減らすな、と言う条件で会社を経営したらどうなるのか?」

答えは「事業を畳んで残った資金で国債を買う」しか思いつかない。

今はオーナー社長なので、資産を1円も減らしたくない資本家マインドと、1円でも意味のあるところに使いたい経営者マインドが心の中で葛藤しています。

理想は、お金のことを考えないで、「今日は1日意味のある仕事をした」、と思って床に付きたい。

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それぞれの存在価値

今年の初めに書いたブログです。

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昨日は帰省している子供二人(あと一人いるけど)と家内とで焼き鳥屋に行きました。

そこで私は残りの人生を何に賭けているか、というような話をしました。

私の家族は飲むと結構こういうハードな話になるんですよね。

私の挑戦しているテーマは、

「自分自身が大企業に縛られないで生きていく。そしてそれを全国に仕組みとして提供する。」

そのやり方として、
①技術を囲い込もうとする大企業に対抗するため、オープンな規格を採用して推進する。

②経営者と被雇用者という硬直した関係ではなく、同じ目標を共有する人々に経営感覚を身に付けてもらって緩やかな事業体で事に当たる。塾みたくする必要あるかも。

③事業のテーマとしては「最小資源で人と人とを繋ぐ」。特に地方の高齢者と都会のニートもしくは仕事にありつけない人々とを結びつけるのは社会が必要としているいいテーマだと思う。その際にエネルギーも資源も最小で済ませる。

④これらのことを後進に実例として示して行く。

まだまだ荒削りですが、こんなことを子供たち相手にぶちあげました。

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ここから今日10/22です。大企業を2つ、中小企業を1つ、経験して、最後ひとりで会社を立ち上げて、といういろんな経験をした結果、それぞれの規模の会社組織の存在意義、価値、等々を身を持って知ることができました。

戦後の復興やネットバブルで急速に規模を拡大した会社は多かったと思いますが、ネットバブルも弾けたこの低成長時代にソフトバンクのような例外はあるにせよ、凡人が大企業を築く夢は持たない方が花でしょう。規模を追求していいことがある時代でもないと思いますし。

山椒は小粒で、、、など古臭いこと言ってもつまらないが、この歳になって見ると、「これから会社をどうこうする」というより、「ある技術者の生き様を見せる」ことの方が意味があるような気がしています。

もしこんな私に興味持てるようであれば繋がりませんか。

営業の面白さ、大事さ

今年の初めにこんな文書を書いていました。

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私は根っからの技術者ですが、会社立ち上げのさなかということもあって、最近はめっきり営業マンになっています。仕方なしにやっていても一生懸命やっているうちに面白さに目覚めた、という感じでしょうか。

大手企業の技術部門にいると、自分の技術を磨くことが仕事なわけで商品企画や営業部門とはたまに打合せはあるものの、どうしても他人事に思えがちです。しかし少人数で仕事をしていると、商品企画や営業活動が企業の生死を分けるので必死です。

ついこの間、よその会社の営業に面会を申し込まれたので時間を作って待っていたら時間になっても連絡がない。しかたないのでこちらから連絡したら近くにいることがわかり、玄関で待っていたら車を運転している顔を見たので事務所に引っ込んで待っていたら10分経っても入ってこない。また玄関に戻って見たら携帯で話し込んでたんですね。そんなにそっちが大事ならアポ取るな、と言ってその営業は追い返しました。こちらが他の会社に営業できた30分以上が無駄になったわけです。あまり人から厳しく言われたことがないのでしょうが、彼にはいい薬になったんじゃないでしょうか。

営業はちょっとしたことでも客を怒らせたら取引がゼロになるかもしれない厳しい世界です。また企画面では売れもしないものを作ったら開発費や在庫など金額的な損失も大きいですが、それまでの時間が無駄になります。

最近は、お客さんと直に接する時間が長ければ長いほどいい商品ができる気がするので、営業にも力が入ります。
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ここから本日。仕事柄、似たような境遇の方(つまりベンチャーとか中小零細企業の社長さん)とお会いします。技術畑を歩んでこられたか、根っからの営業畑だったのかは話していてすぐわかります。しかし小さな会社をやっていて思うのは、会社というのは技術や取引先も大事なことは間違いないが、営業力がほぼすべてを決める、ということ。いくらいい技術を持っていても、人材やネットワークを持っていても、売り込まないと始まらないわけですから。

というわけで、技術畑しか知らない人が独立するのは非常にハードルが高いが、技術を知っているし営業もできる人は無敵です。私もそうなりたい。

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