TCM410J_on_XB_2
2016.2.27 updated
TCM410J_on_XB 2 ホイップアンテナ版 ・TCM410Jを無線モジュールで多数の実績のあるXBee(R)のピン配列基板に載せたものです。 ・TCM410JのTX/RX両方接続しています。つまり送受信可能です。 ・EOP350用のピンヘッダがありません。EOP350でファームウェアを書き換える場合は別途ピンヘッダを用意してはんだ付けを要します。 TCM410Jのデータシート TCM410Jのユーザーマニュアル 回路図はこちら |
SMA-Jコネクタ版です。受注生産しております。 |
AE-XBEE-USB(秋月電子通商製)に載せることができます。これでDolphinViewが動作します。Dolphin Snifferを書き込むことで、USB400Jでは見ることのできなかったsub-telegramを見ることができるようになります。(2015.4.8) |
Arduino用のWireless SD shieldに載せたところです。 他にもXBeeコネクタがある基板に載せることができます。 写真に見えるスライドスイッチはTCM410Jをパワーオン時にリセットするか(アンテナ側にスライド)、XBee端子からリセットを制御するか(EOP350用端子側にスライド)を切り替えます。写真ではパワーオンリセットになっています。(2015.4.1追記) |
ArduinoをUSBエクスプローラーとして使う
created 2014.12.29
TCM410J_on_XBの出力をPCで直に見たい場合、通常は市販のUSBエクスプローラーを使いますが、ここではArduino UnoをUSBエクスプローラーとして使う方法を説明します。
1. XBeeシールドを用意します
ここではWireless SDシールドを使いました。「何だ結局他の機材を買う必要あるじゃないか」というご意見はあるでしょうが、シールドタイプなら後々スケッチを書いてArduinoからも制御できるので二重投資にならず、お得だと思います。
2. Arduino UnoからCPUを抜きます
専用の工具はありますが、お持ちでない方はマイナスドライバでも抜くことはできます。CPUを抜く理由は、CPUのシリアル出力がTCM410J_on_XBの出力とぶつかるためです。
3. 組み立てます
CPUを抜いたArduino UnoにWireless SDシールドを重ね、更にTCM410J_on_XBを載せます。Wireless SDシールドのスライドスイッチはUSB側に倒します。これでTCM410J_on_XBの出力がArduinoボード上のUSBチップの入力につながります。(MICRO側はArduinoのCPUの出力がUSBチップにつながります)
4. PC上のターミナルソフトを立ち上げます
ここではTeraTermを使いました。
・Hex出力モードにする
teraterm.iniを書き換えてdebug=onにして立ち上げ、shift+ESCを押してモードを切り替えます。shift+ESCを押すごとに、通常>デバッグモード>hexデバッグモード>非表示>通常>>>と切り替わります。
・ファイル>新しい接続、でArduinoの繋がっているシリアルポートを選択する
・設定>シリアルポート、でボーレートを57600baudに設定する
これでロッカースイッチを押すなどEnOceanの出力を与えてやれば写真の様な表示が得られます。