LoRaWANノードの消費電力(2)

前回は、LoRaWANを発信できるArduinoシールドと、Arduino互換機をセットで、USB I/F上の5Vにどれだけ電流が流れるかで消費電力を測定しました。

想像以上に待機時の消費電力が大きかったので、今回はArduino互換機からシールド部に3.3V電源を供給しているところで消費電流を測定することにしました。


上図で横軸は10ms単位の時間軸、縦軸が1V単位の0.1ohmの抵抗を介した電圧です。つまり、待機時はほぼゼロ、ピーク時3.3Vで78mA(約200ms)流れている、ということです。3.3 x 0.078 x 0.2 = 0.051 Ws(=J)なので、一発あたり700uJのEnOceanと比べると70倍以上ですね。

LoRaWANシールド部の消費電力はArduino互換機込みの場合に比べれば大分小さいことがわかったので、次はここの消費電力を下げることを考えます。