トイレにIoTセンサーを設置して利便性を上げようという動きが始まっています。当社ではそんなお客様向けに「トイレ向けIoTの導入サービス」を始めました。ここではその概要をご説明致します。
設置する施設と利用者
・オフィス・工場等の従業員
・商業施設の来訪者
・駅・学校・病院等公共施設の来訪者
サービスの利用者とその利用目的
・トイレの利用者向け
トイレに向かったが個室に空きがなく、上下階に移動したがまた空きがなく、、、と言う無駄な移動が避けられる。気分が悪くなったとき、清掃をリクエストしたいとき呼び出せる。
・清掃員向け
清掃リクエストに応える。混雑する時間帯を避けて清掃したりトイレットペーパー等を補充する。
・警備員向け
呼び出しボタンで助けを求めてきた人の救助、長期滞在するなど不審者の発見等。
・管理者向け
個室の使用状況(混雑時間帯、長期滞在等)を把握して利用する労働者の環境改善、使用マナー改善、清掃の効率化、等につなげる。稼働率の平準化(空いているところに空間的・時間的に誘導するとか)、長居の注意喚起等労務管理、個室数の過不足の把握、清掃時間帯の設定等に使えます。奥より手前の使用頻度が高いとか、和式も意外と使われているとか、男子トイレの個室は長居が多いとか、今までわからなかったことが可視化できます。
利用可能なセンサーと反応する条件
・ドア開閉センサー。使っていないとき開いたままのドアだと、ドアの開閉状態で人の在不在がわかる。エナジーハーベストにより電池・配線不要のセンサーが後付けでき原状復帰も容易で保守も楽です。薄暗いところで安定的に使える電池バックアップ付きもあります。
・人感センサー。使っていないときも閉まるタイプのドアだとドア開閉だけでは使用状況がわからないので、個室内に人が在不在を検知するため使う。電池は必要ですが配線不要のセンサーが便利です。
・呼び出しボタン。気分が悪くなったとき、清掃をリクエストするとき押す。押した力で発電して無線を発信するタイプが便利でしょう。
※個室の外で待っている人を検知するにはマット(テープ)センサー、赤外線センサー等があります。
※これら無線センサーの無線信号を受信してLANや携帯網に情報を飛ばすゲートウェイが必要になりますが当社で用意させていただきます。
表示先
・PCの管理画面(オフィスで利用者がトイレに向かう前にチェックする。管理者が利用状況や統計情報を確認するため)
・スマホ(利用者、清掃員、管理者、等が使う)
・トイレ入り口のサイネージ(トイレの入り口で空いている個室を知るため使う)。千差万別なので要相談です。
・照明(長期滞在を検知したら照明色を赤くする等)
・音声アナウンス(長期滞在を検知したら注意を呼びかける等)
導入までの流れの一例
・ヒアリング・実地検分等
・見積書提示〜販売・保守契約締結
・機材導入〜設置〜試験稼働〜本稼働
・保守
当社の役割につきまして
パターン1:システムを自社で開発される場合
無線センサーや受信機の単品もしくは開発キットをご購入ください。稼働までサポートさせていただきます。
パターン2:決まった会社様に開発委託される場合(実績はこれが一番多い)
当社がそのシステム開発会社様とご協力させていただきます。
パターン3:当社に全てお任せいただく場合
当社が責任を持って信頼・実績のあるシステム開発会社をご紹介し協力して進めさせていただきます。
当社代表の技術的バックグラウンドをご理解いただけるように「IoT実用化講座」と題してYouTubeのチャンネルを開設しております。