センサー・インターフェースについて

当社は所謂「無線センサー」のベンダーを自称しているので、「無線インターフェース」の市場動向・開発動向を気にしながら仕事をしています。

もう一つ気にしている規格がセンサー・デバイス、例えば温度、湿度、照度、気圧、人感、ドア開閉、等々を検知するデバイスと、コントローラボードとの間のインターフェースです。ここでは「センサー・デバイス・インターフェース」としておきましょうか。

「センサー・デバイス・インターフェース」の電気仕様には主なものに、SPI, I2C, UART, GPIO、等々があるのですが、プロトタイピングをする際に気にしなければいけないのがコネクタの物理仕様です(そのデバイスを使うことが決まっている基板を起こす場合、以下の議論は不要です)。なぜならコネクタで取り外しが簡単にできないと、ブレッドボードを使ったりはんだ付けしたり、制御のためのソフトウェア・ファームウェアを書く以外に余計な仕事が増えるからです。設計が一通り終わった後、思った通りに動かないときいちいち自分が工作した部分を疑わないといけないのは辛いでしょ。

今までSeeed Studio社の4ピンのGroveコネクタに注目していましたが、最近Digilent社の策定したPmodという規格を知って、汎用性・拡張性に優れ、基板に固定できる(Groveはケーブルで繋ぐ)、などから、IoTのプロトタイピングに向いているな、と感じました。

まだ流動的ですが、今日はこんなところです。

 

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