STM250J(上写真 ドア窓開閉センサー)から出力される電文を解説します。具体的にはUSB400JをPCやLinuxボードに挿してCOMポートから見える内容になります。TCM410JのUART出力も同じです。
本格的に開発を始められる際にはESP3を参照頂きたいのですが、下記の文章はサンプルを購入されてすぐ動作チェックを行いたい際などにお使いください。
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マグネットと本体を近づけると下の電文が現れます。赤く囲った16進4桁がユニークなID、青く囲った1桁0x09が「ドア・窓が閉まった」ことを示しています。
次にマグネットを離してみてください。青く囲った1桁0x08が「ドア・窓が開いた」ことを示しています。
ドア・窓を開閉した瞬間に上記の電文が現れますが、開状態でも閉状態でも、そのまま放置していていれば同じ電文が約25分間隔で出続けます。
電文のほかの部分など詳しい説明はESP3の仕様書を参照してください。
==’18.12.7追記
手元のセンサーのRAWデータの例を示します。ID=0502E95Fの時
ボタンを押した時 55 00 09 02 0A 26 61 00 00 05 02 E9 5F 00 5B 01 29 CA
マグネットを離した時 55 00 07 02 0A 0A 21 05 02 D0 E7 08 EC 01 44 CE
マグネットを近づけた時 55 00 07 02 0A 0A 21 05 02 E9 5F 09 D7 01 29 CA
ボタンを押した時、電文が2バイト伸びます。
マグネットを離した時と近づけた時で変わるのは’08’と’09’の部分です(後ろから5バイトめ)。
ここまで