5月にこんなことを書いていました。
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Makersムーブメントという潮流がある。主にハードウェアの設計製造を大企業に頼らず、個人や小規模なグループでやろうという動きである。そのきっかけになっているのがもはやうちの奥さんでも聞いたことがあると言わしめる3Dプリンタである。
もうひとつの動きは電子工作が気軽にできるようになったことだろう。ここでも何度か書いているが、30年ほど前のいわゆる「マイコン」の時代は、開発環境というものがなかった。つまりデバイスを熟知していないと自作できなかったわけだ。今やPCは高性能だしクラウドベースのツールもあるしで、進んだ開発環境が次の世代を産もうとしているわけですな。
技術者が「こんなものできたけど買う?」の時代から、技術には縁遠い一般ユーザが「xxをしたい。そしてそんな機械は自分でも作れる」という時代になったわけだ。
じゃーこれで何をするのか、したいのか。
一押しはバズワードで言えば”IoT”。植木鉢や猫の餌やり機を自作しようとしている人が結構いるらしい。個人的には鏡とかカバンとかがネットにつながると便利でいいだろうなと思っている。
この大きな流れ(になると思われる)に乗り遅れないように、いや作り出すように残りの生涯を掛けたいなと思う今日このごろである。
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というわけで明日、Makers faire Tokyoに奥さんと一緒に行ってきます。因みに上のブログ書いたしばらくあと、スマホで鍵を開けたりどこに行ったか追跡できるスーツケースが商品化されましたね。
IoT、Makers、環境発電、社会構造の変化(少子超高齢化)、はお互いに相性がいいのでこれから伸びるはず、というのが私の目論見です。