EnOceanのススメ

当社の主力商品は「電池が要らないエナジーハーベストによる無線スイッチ・無線センサー」です。これらで、会議室、トイレ、冷蔵庫、等々のドア開閉を検知するシステムを開発することができます。

そこで、最初にご購入を検討していただきたいのが「EnOcean実証実験キット」です。

この商品で、「電池が要らない、エナジーハーベストによるドアセンサー開発」が実現できます。
※エナジーハーベスト:押した力、光による自己発電

この商品は、Wi-FiやBLEで混雑しておりまた直進性の高い2.4GHz帯ではなく、接続性が高く回折現象の見られる920MHz帯を使っています。また超低消費電力なので押した力や光のみで動作します。

この商品により、あなたはご自分の目でその性能を確認でき、顧客や、上司や、同僚の目の前でデモして頂くことで、その性能を実証し、商品企画をキックオフすることができます。

ここから本題に入ります。

IoT商品を企画しておられるあなた。センサーやスイッチを無線化するにはいろんな周波数やプロトコルがあってどれを選んだらいいかお困りではないですか?

・使おうとしている場所が他の機器の2.4GHz帯(Wi-Fi、BLE、Zigbee)で混雑している

・今ホットな920MHz帯にも興味はあるがどうしたらいいのかわからない

・無線スイッチや無線センサーが増えてきたらそれぞれ電池交換が大変そう

Bluetooth Low Energy(ブルートゥース・ローエナジー)が本命視されているようですが、これが属する2.4GHz帯の周波数にはいろいろ課題があるのをご存知ですか?

・2.4GHz帯にはWi-Fi, Bluetooth, Zigbee(電子レンジも)がひしめき合ってすごく混雑していて繋がらない!すぐプチプチ切れる!これからもますます増える!信頼性がイマイチ!

・2.4GHzは壁を突き抜けないし、まっすぐしか飛ばないので壁や家具に隠れたら届かない

・周波数が高い=消費電力が高い。電池が長くもたない

環境技術大国ドイツ発祥のEnOcean(エンオーシャン)なら超低消費電力で、押した力や太陽光・室内光で動くので電池交換が不要です。

しかも920MHz帯を使っているので帯域が空いているし、回り込むので家具などの陰に隠れていても電波が届きます。

と言う訳で、IoT向け無線の有力候補として、EnOceanの良さを実感して頂くために

「EnOcean実証実験キット」

を企画しました。電池不要の無線スイッチと無線式ドア開閉センサー、USB型受信機、そしてRaspberry Pi 3のセットです。
STM250J

EnOcean用のゲートウェイを”Node-RED”などの簡易言語で構築していただけるようにRaspberry Pi 3+とACアダプタも付いています。これでゲートウェイの自作にチャレンジしてみましょう。

まとめると

品名 型名(説明)
1 無線式ドア開閉センサー(電池バックアップ有無1個ずつ) STM250J

STM250J-B

2 USBドングル型受信機 USB400J
3 Raspberry Pi3 Model B+
4 Raspberry Pi3 Model B+用ACアダプタ
5 Node-REDによるEnOceanゲートウェイ開発の手引き アーミン株式会社製
6 ドア開閉をメール通知するNode-REDのフロー(ソースコード) アーミン株式会社製
7 両面テープ

まずはこのパッケージで

「電池不要の920MHz帯」

でおなじみEnOceanの実力を確かめて、次の商品企画・開発に役立ててください。最終的に他の無線を選ばれるにしても、商品企画をお仕事にされているあなたは将来競合となるEnOceanを知っておくべきでしょう。社内に影響力のあるあなただからこそ、各無線の実力を把握した上で自信を持って商品企画を推し進めていただきたいと考えています。

最後に、以前お買い上げになったお客様の声が届いています。

#2.4GHzで混みまくっている展示会場でスイスイ飛ぶのにびっくりしました。
# USB400J とスイッチの組合わせで壁越しで通信できるのには驚きました。

ご購入はこちらからお願いします。

※当社はEnOcean無線専業のドイツEnOcean GmbH社の国内正規代理店です。他の電子部品メーカや電子部品商社とは違い、弊社はEnOcean専業です。サポート力が違います。
※本キットで電池不要の920MHz帯の実力を確認されたらまたご相談ください。次のステップは、ゲートウェイをどうするか、クラウドサービスをどう構築するか、キャッシュをどう生み出すか、等々についてアドバイスを差し上げます。ご要望に応じて御社を直接訪問させて頂きます。
※EnOceanのサイトも合わせてご覧ください。

ここまでです。お疲れ様でした。