当社は「エナジーハーベストによる無線センサー」をキーワードに事業を進めて参りましたが、今後の方向性を占うために日々、技術やマーケットをリサーチしています。
「センサー」を軸に据える場合、センサーの王様であるイメージセンサーを意識せざるを得ないのですが、無線センサーに使うには消費電力が大きくてまだ実用になりません。携帯やスマホでカメラが使えるのは毎日充電しているからです。
では「無線」を軸にしたらどうでしょう。エナジーハーベストだといかんせん給電能力が低いのですが電池内蔵するとしても10年は持たせたいでしょう。
とすると、今現在入手が容易な電池で10年持つような無線センサーとはどんなものなのか?が検討のとっかかりになります。
「携帯無線端末」はスマートフォンで一応の完成形を見ましたが、「IoT」を企画するには考慮するパラメータが多く、決め手がなかなか見えてきません。