今まで、4つのセンサー値をmicroSDカードに蓄積する、オフラインのデータロガーを作ってきましたが、そろそろネットワークを使って外部にデータをリアルタイムで飛ばしたくなってきました。
インターネットに出る方法には、コントローラのハードウェア構成から大きく分けて3種類、(1)有線LAN、(2)無線LAN(Wi-Fi)、(3)3G/LTEの携帯網に直接、があります。これらのハードウェアは既に一通り試しており、お客様のご要望に応じてケースバイケースで使い分けができるようになりました。
次に問題になるのは、得られた情報を、(1)どこかに通知しておしまいにするのか、(2)どこかに溜めておいて後から使うのか、です。また、(1)既存サービスを使うのか、(2)自分で構築するのか、も問題でしょう。
ここでは一つの例として、”TEMBOO”というサービスを紹介します。理由は、
(1)gmail/Twitter/Facebookへのインターフェースが簡単に構築できる、つまり通知しておしまい、ができる。
(2)Microsoft Power BI/Google BigQueryへのインターフェースもある。つまりビッグデータを貯めておいて後で処理、ということもできる。
(1)は何かの状態変化を通知する、つまり押しボタン、人感センサー、ドア窓開閉センサーで人が平常に生活している、もしくは異常を発見、という通知をするイメージ
(2)は温度・湿度等のセンサー情報を溜めておいて後で解析するイメージです。
明日以降、実際に使っている様子を説明していくことにしましょう。
今日はここまで。