アメブロからの移行作業が終わりました。
これからは、今取り組んでいることを少しずつ書いていこうと思っています。
進行中のプロジェクトは3つ。
1)オリジナルの新基板設計。近々基板発注します。
2)新エナジーハーベスタの評価。
3)ゲートウェイの企画。ハード・ソフト含めて、サービス業者さんにすぐ提供できるような形で考えています。
その他諸々ありますが、主なのはこの3つ。
ではまた。
Self-powered Internet of Things
アメブロからの移行作業が終わりました。
これからは、今取り組んでいることを少しずつ書いていこうと思っています。
進行中のプロジェクトは3つ。
1)オリジナルの新基板設計。近々基板発注します。
2)新エナジーハーベスタの評価。
3)ゲートウェイの企画。ハード・ソフト含めて、サービス業者さんにすぐ提供できるような形で考えています。
その他諸々ありますが、主なのはこの3つ。
ではまた。
昨日、今日、といろんな人と今後の打ち合わせをした。
結論として、できること、やりたいこと、が補完しあえる関係でないとうまく付き合えないな、ということ。お互いが教育し合う、成長する、ような時間待ってられないし。
こちらは「物を作りたい」。パートナーに望むのは「いいものを売りたい」という人。これで一見うまく行くような気がする。
ところがこちらはXという市場を狙って物を作っている。パートナーはYと言う市場に強い。これだと「いいもの」のイメージが食い違ってうまくいかない。
なかなか噛み合う人はいないもんですね。
6月の投稿です。
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こんな言葉が目に入ってきた
「今日では、人生に自分が投入した以上の見返りを得る人間が「成功者」と見なされる。しかし「価値ある人間」とは、他人から受け取るよりも多くのお返しができる人のことを言うのである。(アルベルト・アインシュタイン)」
人生、と言うよりは社会人としての寿命と言ったほうが適切だろうか、の終わりに近づいてきて、自分の人生とは、生きる意義とは何なのか、考え込む時間が増えてきた。
サラリーマンとして、雇われ経営者として、人を使って利益をあげようとしている輩(と言っては語弊があるが)と付き合ってきて30有余年。やっと自分の人生のオーナーになって、やることを自分で決められるようになって、幸せも感じるがなかなかうまくいかないことも多いことを感じる今日この頃。
今は、人にどれだけ幸せを与えられるか、を一生懸命考えていれば自ずと自分も幸せになれるのではないか?という牧歌的・詩的な感傷に耽ることに幸せを感じる。
そう言えばちょっと前まで付き合いのあった創業者兼オーナー社長さんが、「自分が幸せにできるのは20人」と宣っていた。私は家族すら幸せにしたのか疑問だ。
さて世のため人のために頑張っている(つもりの)自分の価値を認めてくれる人はいないか探そうっと。
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ここから11月。大企業を2つ、中小企業を1つ、経験した後、今の会社を起業して今の自分がいるわけだが、思い起こしてみると今までの経験は全て、現在の事業に繋がっている気がする。
~高校までくらい・・・電子部品を集めては何かを作り、壊して遊んでいた時代。
大学・・・当時マイコンと言っていた、今で言うマイクロコントローラでごそごそ作っていた時代。いろんな可能性は感じたんだが起業など思いつかなかった。
最初の会社・・・大組織で物を作ることの難しさを体験。最近のエレクトロニクス業界の凋落傾向はこのとき既に見えていたように思う。
2番目の会社・・・完結したプロダクトの企画開発から販売のやり方を学んだ時代。組織で動く際の意思決定の難しさを学んだ気がする。
転職した中小企業・・・主にマネージメントの世界を垣間見た。事業を立ち上げて軌道に乗せるのって大変。でも今まで世の中になかったものを世に出すのって面白い。
今・・・電子工作周辺の事業を立ち上げようと孤軍奮闘中。今までの経験が肥やしになっています。誰に決められるでもなく、自分がやりたい、やるべきと思ったことをやるのってこんなに楽しいのか。と実感する毎日。
「環境発電」に加えて、「IoT」、「 Makers」がキーワードの業界周辺で頑張ります。
今年6月に書いていたこと。
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社長は「ビジネスはどんな調子?」と聞かれたときどう答えるか。
「ぼちぼち」
「計画通り」
こんな答えは普通ですな。
ところが私の知っている若い創業社長は
「やりたいことはできている」
と答えて、なるほど、と思った。
先日ここで書いたアンデルセンの女社長も同じ言い方をしていた。
二人とも、ビジネスの目的は「金儲け」ではなくて「自分のやりたいことをやる」ということのようだ。
自分もそうなりたい。そうありたい。と強く思う。
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ここから11月。ビジネスをお金儲けが目的でやっているなら、「もうちょっとで黒字」「ぼちぼち」「ガッチリ」のような回答になるだろう(儲かっているとストレートに言う人は少ないだろうが)。
でも自分がやりたいことを実現するためにビジネスをしているなら、「やりたいことはできている」「まだできていない」というような回答になるはずだ。
私の回答は「以前からやりたかったことが少しずつできるようになってきました」。
今年の6月に書いていたこと。
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先日、パン屋のアンデルセンの社長がカンブリア宮殿に出ていた。創業者の娘だそうな。
2代目は創業者の苦労をよく知っていて成功する人と、自分の力と勘違いしたり自分の能力を過信して失敗する人に分かれるようだが、この人は前者だ。
アンデルセンの創業者の偉いのは、行動のひとつひとつが「日本においしいパンを食べる文化を広めたい」の一念に通じていることのようだ。2代目もそのことをよく理解しているから全くブレがない。
人を利用して金儲けしよう、楽をしよう、という考え方と対極にある。
余談だが、雇われ社長だった自分が独立しようとしたとき、人を雇用している方がレバレッジが効くのになぜ?と言う人がいてすごい違和感を覚えたのを思い出す。
自分から望まなくても後継者が現れるような尊敬され慕われる創業者・事業家になりたい。そして強欲なウォールストリートに勝つのだ。
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ここから11月。昨日Maker Faire Tokyo 2014に行ってきた。出展者・参加者は自分たちで物を作りたい、面白いことをしたい、自分のやっていることを知ってもらいたい、使ってもらいたい、の一念で集っているのだろう。一部、金儲けしたい、しよう、という人もいるにはいるだろうが、そういう人はこういう一見地味な貧乏臭い(失礼)市場よりもっと他の金儲けのジャンルを選ぶだろうし、ほぼ純粋にものづくりが好きな人が集まっていると思っていいと思う。
人はお金では動かないのだ。
5月にこんなことを書いていました。
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Makersムーブメントという潮流がある。主にハードウェアの設計製造を大企業に頼らず、個人や小規模なグループでやろうという動きである。そのきっかけになっているのがもはやうちの奥さんでも聞いたことがあると言わしめる3Dプリンタである。
もうひとつの動きは電子工作が気軽にできるようになったことだろう。ここでも何度か書いているが、30年ほど前のいわゆる「マイコン」の時代は、開発環境というものがなかった。つまりデバイスを熟知していないと自作できなかったわけだ。今やPCは高性能だしクラウドベースのツールもあるしで、進んだ開発環境が次の世代を産もうとしているわけですな。
技術者が「こんなものできたけど買う?」の時代から、技術には縁遠い一般ユーザが「xxをしたい。そしてそんな機械は自分でも作れる」という時代になったわけだ。
じゃーこれで何をするのか、したいのか。
一押しはバズワードで言えば”IoT”。植木鉢や猫の餌やり機を自作しようとしている人が結構いるらしい。個人的には鏡とかカバンとかがネットにつながると便利でいいだろうなと思っている。
この大きな流れ(になると思われる)に乗り遅れないように、いや作り出すように残りの生涯を掛けたいなと思う今日このごろである。
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というわけで明日、Makers faire Tokyoに奥さんと一緒に行ってきます。因みに上のブログ書いたしばらくあと、スマホで鍵を開けたりどこに行ったか追跡できるスーツケースが商品化されましたね。
IoT、Makers、環境発電、社会構造の変化(少子超高齢化)、はお互いに相性がいいのでこれから伸びるはず、というのが私の目論見です。
5月に書いていたこと。
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先日、テレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組に、サイクロン掃除機で有名になったダイソンの創業者、ダイソン氏が出ていました。
世界で初めてサイクロン掃除機が世に出るまで5千回も試作を繰り返したそうですが、彼をそこまで駆り立てたのは、「紙パック掃除機が目詰まりして吸引力が落ちていく、掃除機として構造的に問題があるものを堂々と売っていることに対する怒り」、なのだそう。
それで思い出すのが、今は亡き旧友が「自分の欲しいもの、欲しくなるもの、を作るのだ」と常日頃言っていたこと。
会社から、上司から、作れと言われたから作る、お客が欲しいと言うから作る、ではなくて、自分の欲しいもの、一歩譲って自分がその立場だったら欲しくなると信じられるもの、を私は作りたい。
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ここから11月。自分のやるべきことはZero to OneかOne to Nなのかをずっと考えています。世の中にないものを作るのがZero to One。既にあるものを改良するとかたくさん売るとかがOne to N。世にインパクトを与える、世界を変えていくのはZero to Oneのmovementです。Zero to Oneを推進していくmotivationになるのは「自分がやりたいか」「自分が欲しいか」だと思います。自分の好きな人、大事な人が欲しいと思うか、でもいいでしょう。
Appleのスローガン、Think differentも大事にしたいキーワードです。
4月に韓国で旅客船が沈没、300人以上が犠牲になる事故(事件)がありました。そのとき書いたのが下の文章。
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既に死者が100人超え。300人になるかもしれない大惨事。この件で思うこと。
1つ。人口造形物が巨大化しすぎて予期せぬことが起きると誰も正確に状況を把握できないことが露呈した。そんな人工物をこれからも信じて身を委ねていかねば生きていかれないのか??
危険性が海に沈んでからしかわからないような状況なのでいくら慎重な人でも事前にチェックしようと思っても何もわかるわけがない。
効率化を求めて技術が高度化すると、ほとんど全てを信じて身を委ねることになるが、幸せと不幸の振れ幅が大きくなっている気がする。幸せなときはうーんと幸せだろうが、不幸なときは何百倍も不幸、というような。
個人的には東京の大深度地下の複雑な地下鉄網と、高層ビル群を見るたびぞっとする。リニアモーターカーも直感的にいやだなあ。
2つ。何にしても急成長は危険だ。新興国は先進国のお古を買って改造して使う、ことが往々にしてあるようだが、ハードは手に入れられても運用ソフトは手に入らない。自分たちで失敗しながら学んで行くしかないのだ。同じような船が沈んだ時日本は死者が出なかったというような話が出ているが、それまで何百何千と死んで学んできたわけでしょ?
新興国はものづくりで急成長しているが、いいものを自分たちで失敗しながら学びながら作ってもらわないと背景もわからず言われたままやっていると後で痛い目に遭うと思うんだが。
アジアの中で日本は遠慮せずそんなノウハウ(精神?)を伝えて行くべきだろうと思う。
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ここから11月。大きなシステムは必ずどこかで綻びがあるものだと思っておくべきでしょう。何百何千(下手すると何万以上)もの人が寸分たがわず仕事をしないと思ったようにならないシステムって、誰かが予期せぬことをしても大事故にならないような仕組みを作らないといけないと思うが、その仕組みだってどこまで信頼できるんだか。
米粒みたいな半導体チップ>ボード>組込みソフト>通信システム>クラウドサービス>スマホのハード・ソフト、、、が常時間違いなく動くなんて信じられない。むしろ何があっても大丈夫な心構えが必要なんでしょう。
今年4月こんなことを書いていました。
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お客様は、ほとんどの場合、うちに頼むかよそに頼むか、二者択一されるのが普通です。三者の中で選択されることもあるでしょう。
そんなとき「今回見送っても次回また頼んでくれるだろう」なんて甘いこと考えてたらいけません。一度注文を断ったら二度と来ないと思ったほうがいいでしょう。
だからいつでも全力です。来たものは全部受注するつもりで頑張り続けるしかない。手に負えなかったら何とかする方法を走りながら考えるしかない。
サラリーマンでも同じでしょう。一度「できません」とでも言おうものならライバルに仕事を奪われてそのままライバルが出世して歯噛みする、のがオチ。
頑張り続けるのはしんどいですが、苦労を楽しみながらやっていこうと思っています。
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ここから11月。中には理不尽なことを要求される方もいらっしゃいます。そういう方とは最初からお付き合いしない、というのも事業を健全に発展させていく上では重要なことです。「金を出すのは自分だ。言うことを聞け。安くしたら買ってやる。」という態度が見え見えの人とは正直付き合いたくありませんね。
「あなたの商品・技術がぜひ欲しいので売ってくれませんか」という方とだけ仕事をしたい。
ビジネスはフィフティ・フィフティでないと健全ではないですよね。
今年の4月にこんなことを書いていました。
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自分の性格なのか、細かいことが非常に気になって気になって。ということがよくあります。
最近気になって仕方ないのが注文行為の一連の流れと、それにまつわる銀行の振込手数料や配送手数料。
ネットでモノを買うときはサイトに価格も明示されてて銀行手数料も配送手数料も発注側が持つ、のが一般的だと思うのですが、BtoBの注文ではそうでないことが多々あります。
例えばAがBからモノを買うとき(ややこしいのでここでは形があるものに限定する)
1)AはBにあるモノを買いたいと意思表示する
2)BはAに見積書を出す
3)問題なければAはBに注文書を出す
※買うときまだ形のないものなど(受注生産や受託製造開発など注文後に仕事を始めるようなもの)はBがAに注文請書を出すことがあります
4)BはAに納品書・請求書と共にモノを納める
5)AはBに受領書を渡す
6)AはBに支払いをしてこの一連の注文行為はおしまい
※たくさん注文する場合、一括銀行振込の内容がわからなくなるので支払い明細書を出すこともあります
AとBの(力)関係とか、モノの性質とかでこれらの順序が異なったり端折ったりしますが、ただでさえややこしいのに、銀行振込手数料とか配送手数料のことを見積もりや注文書の段階で取り決めないで最後まで行ってしまうと、あとでトラブルになったり、イヤーな感じが残ったりします。
長く付き合っている同士なら次の注文で調整するんでしょうけど、一見さんの場合は細かい金額もとりっぱぐれないようにしないといけないので見積もり段階で注意が必要です。
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ここから11月。細かい性格は自社製品をきちんと作ることに生かされています。大手さんの製品の細部やサイトの作りが雑なところが気になりますが、自分はそうはならないように気をつけています。しばらくしたら製品の企画段階から製造出荷までどんな風にやっているか、公開していきたいと考えています。乞うご期待。