LoRaWANノードの消費電力の目標設定

前回までの投稿で、LoRaWANのノードを実用化するには、消費電力を極力下げることが必要なことが分りました。どこまで下げれば実用になるのか、闇雲にファームウェアや回路を作るのではなく、目安を意識しておくことが大事です。消費電力を算出するにはどんなセンサーを使いたいのか、センシング&無線発信の頻度、等によりますが、今の段階ではアプリケーションが決まらない、アプリケーションを洗い出し実証実験に持っていく段階のプロトタイプが作れればいい、と割り切って、電池駆動で数ヶ月放置できるレベルを目指します。

個人の感覚に左右されますが、私から提案するとすれば、市販で出回っているコイン電池CR2032(3V, 220mAh)が1個で数ヶ月持てばよしとしましょう。

220mAhを1ヶ月=720時間で割ると306uAとなるので、待機時+無線発信時の平均がこれを下回ることを当面の目標に据えることにします

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