経営者になるといろいろわかることがある。考えをまとめているうちに鮮度が落ちるので気の向くまま書いてみる。これがブログのいいところ。
今日のお題は「財務諸表は会社の実態を表していない」。
簡単に言えば、人的資本や無形資産(技術・販売ノウハウ、取引ネットワーク)、将来の計画・予想等々が財務に反映されていない、できない、から。上場会社なら株価にこれらがある程度は織り込まれるので指標に使えるのですが。つまり人的資本や無形資産が将来生み出すであろうキャッシュフローを市場が予想して株価をつけてくれるわけです。
雇われ社長時代はこのことを痛感しました。財務の現在価値だけで議論をする、人の価値、技術の将来価値がわからない人達と仕事をするのは難しい。
今はオーナー社長になったので自分の実力・予想を信じて仕事が進められます。