LoRaWANプロトコル「超」概説

LoRaWANのプロトコル階層は以下のようになっています。

LoRaWANアライアンスが定めている仕様は上の図のLoRa MAC以下で、アプリケーション層は(現在のところ)規定されていません。アプリケーション層は予め送受信双方で取り決めておく必要があります。

LoRa MAC層に見えるClass A, B, Cとは、センサーノードの電池寿命を伸ばす目的で、用途によって3種の使い分けができ、

Class Aは、端末側の送信から通信を始め、その端末が受信動作をするのは送信した直後の2回だけ(端末が送信してきたときだけ上流からデータを送れる)
Class Bは、センサーノードは定期的に受信動作をしており、送信せよという指示を受信したら送信する方式(端末は通常は送信しないが、上流から問い合わせがあったときに答えるような動作ができる)
Class Cは、送信時以外はいつも受信している

と言う使い分けができます。

LoRa MAC以下の仕様は、”LoRaWAN 1.0.2″と”Reginal Parameters”の2つに分かれており以下のサイトから誰でもダウンロードできます。

LoRaアライアンスの仕様書ダウンロードページはこちら

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