長らくお待たせしました。久々の投稿です。諸般の事情で更新できずにおりましたが、今後の方向性が固まってきたこともあって折に触れあまり欲張らず気張らず、投稿を再開しようと思います。
STM250JとEMCSJの違い
EnOcean規格の新型ドアセンサーEMCSJが販売開始になりました。旧型製品のSTM250Jとの違いは
・バックアップ用コイン電池CR1225が内蔵できる
STM250Jは、当社が電池内蔵可能に改良したSTM250J-Bがありましたが(内蔵電池はCR1220)、本製品はこれの置き換えになります。
・取り付け用ブラケットと本体が簡単に脱着できる
取り付け用ブラケットを先に壁や扉に貼り付けた後に本体を装着するなど設置が容易になりました。
あと、マグネットがスティック型から面積の広いシート型になりました。
EnOcean新型ドアセンサーEMCSJが入荷しました
LoRaWANノードの消費電力の目標設定
前回までの投稿で、LoRaWANのノードを実用化するには、消費電力を極力下げることが必要なことが分りました。どこまで下げれば実用になるのか、闇雲にファームウェアや回路を作るのではなく、目安を意識しておくことが大事です。消費電力を算出するにはどんなセンサーを使いたいのか、センシング&無線発信の頻度、等によりますが、今の段階ではアプリケーションが決まらない、アプリケーションを洗い出し実証実験に持っていく段階のプロトタイプが作れればいい、と割り切って、電池駆動で数ヶ月放置できるレベルを目指します。
個人の感覚に左右されますが、私から提案するとすれば、市販で出回っているコイン電池CR2032(3V, 220mAh)が1個で数ヶ月持てばよしとしましょう。
220mAhを1ヶ月=720時間で割ると306uAとなるので、待機時+無線発信時の平均がこれを下回ることを当面の目標に据えることにします
USB400Jを無償で贈呈します
[急募]
このページ https://ermine.co.jp/ へのリンクを張ってもらえたら謝礼としてUSB型EnOcean受信機 USB400Jを一個贈呈します。USB400Jがなくなり次第キャンペーンは終了です。リンクを貼ったサイトのURLと送付先の住所をinfo(a)ermine.co.jp((a)->@に置換してください)までメールください。確認次第送付します。よろしくお願いします。
STM429J(STM250J)の消費電力を測定しました
実験結果はこのページを参照ください。
時間の足りない人へのプレゼント
「さくらのIoT Platformβ」を試してみる(その5)
ハードウェアを触る前に、もう少しだけWeb上での作業があるようなので、今のうちにできることは進めておきます。
(以下「利用マニュアル」とは、「さくらの通信モジュール(β版)利用マニュアル」のことを指します)
前回はコントロールパネルのここまで進めました。
利用マニュアルと画面が違うので、この「デフォルトプロジェクト」と言うのを削除してみました(通常はこのまま、削除せずに済むと思いますが、画面が利用マニュアル通りの方が私にとっては説明が楽だからです)。
右上のゴミ箱アイコンをクリックしてこの「デフォルトプロジェクト」を削除すると以下のように利用マニュアルと同じ画面になりました。
ここから先は利用マニュアルに従うと以下の画面まで進めることができます。
次はハードウェアを組み立てて、サービスと接続することになります。
2017.1.13
「さくらのIoT Platformβ」を試してみる(その4)
前回、最後に示した
https://iot.sakura.ad.jp/developer/
にアクセスすると次の画面が出ます。
画面の「コントロールパネルログイン」を押すと
という画面が出てきますが、私はまだ「さくらインターネット会員」ではないので、まず会員登録が必要なことがわかりました。
そこで最初の画面にリンクが表示されている、「さくらの通信モジュール(β版)利用マニュアル」を読むと、以下のリンクから会員登録をせよ、とあります。
https://secure.sakura.ad.jp/member-regist/input
ここをクリックすると以下の画面。
これを埋めると「会員ID」と「パスワード」が得られるので、改めて「さくらインターネット会員認証」の画面でこれらを埋めると、
が出て次のステップに行けるようになりました。
今日はここまで。
2017.1.13
「さくらのIoT Platformβ」を試してみる(その3)
まず「さくらの通信モジュール」の方を開封します。
モジュール基板が1枚
アンテナが2本
アンテナケーブルが2本
スプリングワッシャー、六角ナット、菊座金、がそれぞれ2組
説明概要書
が一式入っています。
「本品利用には別途プラットフォームの契約が必要」とあるのでhttps://iot.sakura.ad.jp/developer/
にアクセスします。今日はここまで。
2017.1.12