TCM410J_on_XB
2015.5.17 updated
TCM410J_on_XB ホイップアンテナ版 ・TCM410Jを無線モジュールで多数の実績のあるXBee(R)のピン配列基板に載せたものです。 ・TCM410JのTX/RX両方接続しています。つまり送受信可能です。 ・別売りのEOP350でファームウェアを書き換えることができます。 TCM410Jのデータシート TCM410Jのユーザーマニュアル 回路図はこちら |
SMA-Jコネクタ版です。受注生産しております。 |
AE-XBEE-USB(秋月電子通商製)に載せることができます。これでDolphinViewが動作します。Dolphin Snifferを書き込むことで、USB400Jでは見ることのできなかったsub-telegramを見ることができるようになります。(2015.4.8) |
Arduino用のWireless SD shieldに載せたところです。 他にもXBeeコネクタがある基板に載せることができます。 写真に見えるスライドスイッチはTCM410Jをパワーオン時にリセットするか(アンテナ側にスライド)、XBee端子からリセットを制御するか(EOP350用端子側にスライド)を切り替えます。写真ではパワーオンリセットになっています。(2015.4.1追記) |
EOP350(ファームウェア書き換え用ボード)に載せたところです。 |
ArduinoをUSBエクスプローラーとして使う
created 2014.12.29
TCM410J_on_XBの出力をPCで直に見たい場合、通常は市販のUSBエクスプローラーを使いますが、ここではArduino UnoをUSBエクスプローラーとして使う方法を説明します。
1. XBeeシールドを用意します
ここではWireless SDシールドを使いました。「何だ結局他の機材を買う必要あるじゃないか」というご意見はあるでしょうが、シールドタイプなら後々スケッチを書いてArduinoからも制御できるので二重投資にならず、お得だと思います。
2. Arduino UnoからCPUを抜きます
専用の工具はありますが、お持ちでない方はマイナスドライバでも抜くことはできます。CPUを抜く理由は、CPUのシリアル出力がTCM410J_on_XBの出力とぶつかるためです。
3. 組み立てます
CPUを抜いたArduino UnoにWireless SDシールドを重ね、更にTCM410J_on_XBを載せます。Wireless SDシールドのスライドスイッチはUSB側に倒します。これでTCM410J_on_XBの出力がArduinoボード上のUSBチップの入力につながります。(MICRO側はArduinoのCPUの出力がUSBチップにつながります)
4. PC上のターミナルソフトを立ち上げます
ここではTeraTermを使いました。
・Hex出力モードにする
teraterm.iniを書き換えてdebug=onにして立ち上げ、shift+ESCを押してモードを切り替えます。shift+ESCを押すごとに、通常>デバッグモード>hexデバッグモード>非表示>通常>>>と切り替わります。
・ファイル>新しい接続、でArduinoの繋がっているシリアルポートを選択する
・設定>シリアルポート、でボーレートを57600baudに設定する
これでロッカースイッチを押すなどEnOceanの出力を与えてやれば写真の様な表示が得られます。